4月17日 さくらから新緑に変わるこの季節、私達「史跡クラブ」20名は、のどかなローカル線の車窓を楽しみながら、日光例弊使街道の宿場町として栄えた佐野市街を散策しました。
佐野は現在では、佐野厄除け大師 佐野ラーメンなどで知られていますが、古くは15世紀末の頃から梵鐘や湯釜など鋳物の生産で栄え、今でも街中の鋳物で作られた人物像や建造物のモニュメントが至るところで見られました。
又江戸時代の宿場町として繁栄した痕跡も多く、古い木造家屋や土蔵造りの建物が点在しておりました。
歴史ある街道を3名のガイドさんの説明を聞きながら歩き、昼には当然佐野ラーメンを食し、鋳造所を見学し、最後は佐野厄除け大師に御参りして帰路につきました。
帰りの車窓は、居眠りタイムとなり楽しかった散策の夢を見ながら、疲れを癒す心地よいローカル線の旅でした。
6月のクラブ選定時に史跡巡りクラブに50名以上の方が(全体の半数弱)入部希望と集まりました。さすがに、多いとのことで、史跡巡りA Bの二つに分かれました。 班のメンバーと一緒になったり、ABと別々になったりと。 しかしAB双方とも素敵な史跡巡りクラブの誕生でした。 当「史跡巡りクラブA」は花の女子大生15名と男性8名の23名で発足しました。
(1) 史跡巡りクラブAの四つのポリシー
① 史跡巡りを通じて、クラブ員の親睦と郷土と歴史への造詣を深めよう。
② 班別に企画・立案を行い、全員参画のクラブ活動をしよう。
③ まず、地元さいたまの史跡巡りから始めよう。
④ 見学だけでなく、現地での説明(ボランティアガイドさん)に耳を傾けよう。
(2)本年五回の史跡巡りの実績
① 7月27日(金) 見沼通船堀と清泰寺巡り(緑区) 17名参加
② 9月21日(金) 別所沼公園と浦和宿周辺散策(浦和区) 18名参加
③ 10月19日(金) 岩槻旧城下町の文化財巡り(岩槻区) 21名参加
④ 11月30日(金) さきたま歴史・ロマンの旅 (行田市)20名参加
⑤ 12月14日(金) クラブBと合同で、バスにより栃木へ 35名参加
(3)今後は
2月に1回の散策を予定し、年間6回の実施を目標としています。
いまだ、懇親会は実施していませんが、史跡巡り毎での昼食タイムの活用等でコミュニケーションを図り、有意義な一年間のクラブ活動を行い、来春3月晴れて「卒業」したいと考えます。