全国俳句大会を観覧して           写真参照

先日、NHK主催の全国俳句大会に友人達と行って
きました。
俳句界を代表する15名の選者と、
全国より寄せられた43000句の中から、
特選に選ばれた44句の作者の方々がNHKホール
の壇上で選評や心境などを
3時間にわたって
発表しました。
二人以上の選者に選ばれた句はたったの1句でした。
それぞれ皆素晴らしい俳句には違いないのですが、
感性の違いは1010色。
そこが俳句の面白いところなのでしょう。
私はその中の1
「子は今も働く時間月高し」
母の気持ちが伝わる素敵な俳句だと思いました。
あの時はそんな事思っていたなあと、ずっとたっても思い出せる俳句が出来たら
いいなと思いつつ、
17文字に苦労しつつ、楽しんでいます。

あわや詐欺の被害に   5班 509  M S さんより

あわや詐欺の被害に

 二年ほど前、有楽町駅近くのビルを十一時半頃出た時に三~四十代の男が「やあ先輩!」と声をかけて来ました。名前は分からなかったが転勤先の何処かで一緒になったような気がしたので「今日は!」応じました。

すると彼は近づいてきてポケットから百万円の札束を二つ無造作に取り出し今日儲けてきた。儲け話があるが聞きませんか?と誘ってきました。私も少しその気になって取り敢えず話を聞こうと応じ喫茶店に入りました。椅子に座ると直ぐに五十位の男が現れ、3~4千万の退職金を貰った人が投資をして儲けていると話だし、しつこく「いくら位投資できるか」と聞いてきた。退職金は女房に渡して自由に使える金はないと4~5分やり取りをしていたら、七十代の男が現れ握手を求め話に入りました。しかし私から金が出そうにないと思ったらしく、その男がこの話は無かったことにしようと言って三人で立ち去りました。

儲けの方法や内容は聞かれなかったが、札束に心を動かされてあわや詐欺話に乗るところだったと帰路反省しました。